離婚後の引越し・賃貸探しを経験した私が「先に知りたかったこと」をまとめました

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離婚が決まったとき、いちばん最初に頭をよぎったのは「住む場所、どうしよう」でした。

手続きや感情の整理も大変でしたが、それ以上に切実だったのが「賃貸の審査は通るのか」「引越しにいくらかかるのか」「何を持っていけばいいのか」という、住まいにまつわる現実的な問題でした。

私の場合、8月に離婚の話をしてから10月末に家を出るまで、およそ2ヶ月半。振り返れば早いほうだったと思います。でも、そのあいだに調べたこと、迷ったこと、「先に知っていればもっとラクだったのに」と感じたことがたくさんありました。

この記事では、実際に離婚後の引越しと賃貸探しを経験した立場から、同じ状況にいる方が「次に何をすればいいか」迷わないように、流れと注意点をまとめています。

離婚が決まってから家を出るまで・やることを時系列で整理する

離婚前後は、感情的にも事務的にも一度にたくさんのことが押し寄せます。全部を同時に進めようとすると混乱するので、「何を、いつまでに」の順番を先に整理しておくのが大事です。

私自身の経験をもとに、ざっくりとした時系列を書いておきます。状況によって前後しますが、大まかな流れはこうでした。

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目次

【1ヶ月目】離婚の話し合いと並行して、住まいの情報収集

まだ正式に決まっていなくても、賃貸の相場だけは早めに調べておいたほうがいいです。いざ「出る」と決まってからゼロから探し始めると、焦りで判断力が落ちます。

この時期にやっておいてよかったのは、SUUMO・HOME’Sなどの賃貸サイトで「自分の収入で借りられる家賃の目安」を把握しておいたこと。一般的に、手取りの3分の1以下が無理のない家賃と言われますが、離婚後は出費が変わるので、少し余裕を持って考えたほうが安心です。

【2ヶ月目】物件探し・内見・申し込み

離婚の方向が固まったら、不動産屋に足を運ぶ段階です。ここで最大の不安だったのが「賃貸の入居審査」でした(詳しくは次の章で書きます)。

物件探しのポイントとして、私が実感したのは次の3つです。

いちばん大事だったのは、職場からの距離を最優先にすること。離婚直後は精神的にも体力的にも余裕がありません。通勤が長いと、それだけで毎日が消耗します。

それと、初期費用の総額を先に確認すること。敷金・礼金・仲介手数料・保証会社への費用・火災保険・前家賃を合計すると、家賃の4〜6ヶ月分になることもあります。物件を気に入ってから「払えない」となると精神的にこたえるので、先に総額の見通しを立てておく。

あとは、不動産屋に事情を正直に話すこと。「離婚に伴う転居です」と伝えることに抵抗がありましたが、不動産屋は慣れています。事情を知っているほうが、審査に通りやすい物件を提案してもらえます。隠すほうがかえってリスクになります。

【3ヶ月目】引越し・退去・届け出

物件が決まれば、あとは動くだけ。とはいえ「何を持っていけるか」は想像以上にシビアでした。私の場合は、家具や家電を持ち出せる状況ではなかったので、最低限の荷物だけ持って出て、すべて新居で買い直しました。荷物が少なかったぶん引越し業者は使わず、家族に手伝ってもらって終わりました。

引越しと前後して、役所での届け出(転出届・転入届・住民票の異動)や、運転免許証・銀行口座・クレジットカードなどの住所変更が必要です。リストにして一つずつ消していかないと、必ず何か忘れます。

賃貸の入居審査・不安だったけど、知っておけばそこまで怖くない

離婚後の賃貸探しでいちばん不安だったのが「審査に通るのか」ということでした。

結論から言うと、私は会社勤めで安定した収入があったので、審査自体は問題なく通りました。ただ、審査結果が出るまでのあいだは、本当に気が気でなかったのを覚えています。

これから審査を受ける方のために、調べたことと実感をまとめておきます。

審査で見られるのは「離婚したかどうか」ではなく「家賃を払えるか」

入居審査で大家さんや保証会社がいちばん重視するのは、「この人は毎月ちゃんと家賃を払い続けられるか」です。離婚したこと自体がマイナスになるわけではありません。

具体的にチェックされるのは、月々の収入(手取り)、雇用形態(正社員かパート・派遣か)、勤続年数、過去のクレジット事故歴(いわゆるブラックリスト)などです。

審査が不安な人が事前にやっておくべきこと

まず、家賃を手取りの3分の1以下に抑えること。これが審査通過率にいちばん直結します。「少し広い部屋がいい」と思っても、審査のことを考えると、最初は抑えめにしておくのが現実的です。

次に、保証会社を使う前提で考えること。今は保証人を立てるより、保証会社を通すのが主流です。保証会社にもランクがあり、大手で厳しいところと、独立系で柔軟なところがあります。不動産屋に「審査が通りやすい保証会社はどこですか」と直接聞いて大丈夫です。

そして、預貯金がある場合は残高を伝えること。収入だけでは不安がある場合でも、まとまった貯蓄があれば審査でプラスに働きます。通帳のコピーを求められることもあるので、準備しておくと安心です。

こんな場合は審査が厳しくなることがある

収入が不安定、または離婚直後で転職したばかりの場合は、審査のハードルが上がります。また、小さいお子さんと一緒に入居する場合、騒音トラブルを理由に敬遠される物件もあります。ただし、子どもの年齢や物件タイプ(鉄筋コンクリートなど防音性が高い物件)によっては問題にならないことも多いので、最初から諦めずに不動産屋に相談してください。


引越し費用を抑える方法・業者を使う場合・使わない場合

私は荷物が少なかったので業者を使いませんでしたが、家具や大型家電を持っていく場合は、引越し業者の利用を検討するべきです。

離婚後の引越しで費用を抑えるポイントは3つあります。

① 複数の業者から見積もりを取る

引越し料金は業者によって驚くほど差があります。同じ荷物量・同じ距離でも、数万円の差が出ることは珍しくありません。

時間がないときこそ、一括見積もりサービスが助かります。一度の入力で複数社から見積もりが届くので、いちばん安い業者を比較できます。

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私は使わなかったのですが、振り返ると使っておけばもっとラクだったし、費用の相場もわかって安心できたはずです。

② 荷物を「減らす」という選択肢

私がやったのはこちらです。家具や家電は持ち出せる状況ではなかったので、最低限の衣類・仕事道具・貴重品だけ持って出ました。家電も家具も、新居でゼロから買い直しました。

正直、最初は不安しかなかったです。でも結果的に、自分で選んだもので部屋を作り直す作業は、思った以上に前向きな気持ちになれました。古い生活の延長ではなく、自分の暮らしをゼロから始めている、という実感がありました。

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引越し前に荷物もかなり処分してスッキリさせてきたので「いったん減らす」のも大切です!

③ 家族や友人に手伝ってもらう

私の場合は家族が手伝ってくれました。段ボール数箱と衣装ケース程度なら、車1台で十分です。ただし、大型の家具や家電がある場合は、無理せず業者に頼んだほうが安全です。腰を痛めたり、物件の壁を傷つけたりすると、かえって高くつきます。

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とはいえ、引っ越しして落ち着いたころに体調を崩したので無理は禁物です。


家具・家電の買い直し!最初に揃えるべきものと節約のコツ

最低限の荷物で出た場合——あるいは、持ち出せる状況ではなかった場合——新居では家具・家電をほぼゼロから揃えることになります。私もそうでした。これがまとまった出費になるので、優先順位をつけて段階的に買い揃えるのがおすすめです。

まず初日から必要なもの

寝具(布団またはマットレス)、カーテン(外から丸見えになるので入居日に必須)、照明(物件によっては付いていない)。この3つは入居日に届くように手配しておかないと、初日から困ります。

最初の1週間で揃えたいもの

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ。この3つがあれば、日常生活はなんとか回ります。一人暮らし用の家電セットとして、まとめ買いすると個別に買うより安くなることが多いです。

急がなくていいもの

テーブル、ソファ、テレビ、食器棚など。なくても生活は回ります。最初から「完璧な部屋」を目指すと出費がかさむので、まずは最低限で暮らしてみて、本当に必要なものだけ徐々に足していくほうが失敗しません。


離婚後の引越しでやるべき届け出・手続き一覧

引越しと離婚が重なると、届け出の数が一気に増えます。忘れやすいものをリストにまとめておきます。

引越しに伴う届け出

  • 転出届(旧住所の市区町村役場。引越し14日前から届出可能)
  • 転入届(新住所の市区町村役場。引越し後14日以内)
  • マイナンバーカードの住所変更(転入届と同時に窓口で)
  • 運転免許証の住所変更(新住所の警察署または運転免許センター)
  • 郵便局の転送届(旧住所宛の郵便を1年間転送してくれる。ネットでも手続き可能)

離婚に伴う届け出・変更

  • 離婚届の提出(本籍地または所在地の市区町村役場)
  • 氏の変更がある場合は、戸籍・住民票の確認
  • 健康保険・年金の切り替え(配偶者の扶養に入っていた場合)
  • 銀行口座・クレジットカード・保険の名義変更または住所変更

⚠️ この記事は制度の概要をまとめたものです。届け出の詳細や必要書類は、お住まいの市区町村や各窓口で必ず確認してください。制度は変更になる場合があります。

よくある質問(FAQ)

離婚前に賃貸を契約することはできますか?

できます。離婚が正式に成立する前でも、賃貸物件の契約は可能です。むしろ、離婚成立後よりも「在職中・婚姻中」のほうが審査に通りやすい面もあります。離婚成立前に物件を決めておき、成立後すぐに引っ越すという流れは現実的な選択肢です。

無職でも賃貸は借りられますか?

難しいですが、不可能ではありません。預貯金の残高で審査してくれる物件や、連帯保証人を立てることで対応できる場合もあります。まずは不動産屋に正直に状況を伝えて相談するのがいちばんです。

引越し費用はどのくらいかかりますか?

荷物の量と距離によりますが、単身・近距離の引越しであれば3万〜8万円程度が相場です。繁忙期(3月〜4月)は料金が跳ね上がるため、時期をずらせるなら避けたほうが費用を抑えられます。複数社の見積もりを比較するのが鉄則です。

家具家電をゼロから揃えるといくらかかりますか?

最低限(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・寝具・カーテン・照明)で5万〜10万円程度。家電セットを活用すると費用を抑えやすくなります。テーブルや食器類は100均やリサイクルショップでも十分です。


まとめ:離婚後の引越しは「順番」さえわかれば乗り越えられる

離婚後の引越しは、普通の引越しよりもずっと心の負担が大きいです。住む場所が決まらない不安、審査に落ちたらどうしようという不安、お金が足りるのかという不安。全部が同時にきました。

でも、振り返ってみると、いちばん辛かったのは「何をすればいいかわからない」時期でした。やることの順番が見えてからは、一つずつ消していくだけ。不安は残っても、手は動かせるようになりました。

今となっては、新しい生活をスタートさせて穏やかに暮らせている”安心感”を手に入れることができました。

この記事が、今同じ場所に立っている方にとって、少しでも「次に何をすればいいか」の手がかりになればうれしいです。

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